液体ミルクが認可されなかった理由

液体ミルクは海外では一般的にもかかわらず、日本では存在を知らなかった方も多いでしょう。

 

この液体ミルクですが東日本大震災、熊本地震での緊急時に海外から被災地に贈られたことをきっかけに液体ミルクが注目されました。

 

そして今、日本国内における液体ミルクの普及活動が活発化しています。

 

しかしなぜ日本では液体ミルクが認可されなかったのでしょう。

 

液体ミルクが認可されなかった理由

 

食品衛生法上の壁

 

液体ミルクは食品衛生法上の規定が不十分で、乳児用の液体ミルクの製造、販売ができません。

 

食品衛生法上の衛生基準、加熱殺菌方法、栄養成分、容器、安全面などについての「法令・ルールがない」ということです。

 

このルールを決めない限り、認可・製品化することはできないのです。

 

 

液体ミルクは一度議論されたことも

 

日本乳業協会は2009年に規格設定・認可を厚労省に要望したのですが、なかなか開発が進まずに議論が中断していました。

 

これから約8年。奇しくも日本の災害をきっかけに議論が再開されることとなりました。

 

今後、日本乳業協会は液体ミルクの安全性を示すデータを踏まえて具体的な基準をまとめていくようです。

 

液体ミルクが認可されなかった理由

 

液体ミルクが認可される日は近い?

2017年3月31日、薬事・食品衛生審議会の部会で、8年ぶりに液体ミルクを巡った議論を再開しました。

 

常温で長期間保存できることや成分、容器包装などについて方向性を示すことによって企業が参画しやすくするためです。

 

日本乳業協会は、常温での賞味期限6カ月〜1年程度を想定して製造・保存試験を進めているそうで、液体ミルクが認可される日はそう遠くなさそうです。
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